鐵を打ち、刀を造る

炎天下の中、開催された「山の向こうから鐵を打つ音が聞こえる」イベント。鉄を溶かして刀を造るところまで、奈良時代に倣って全てが人力で行われました。最後はできた刀に命を入れる作業。この作業は炎の色で温度を図るため、必ず闇夜の中で行うそうです。日没後に行われたこの作業。闇夜に舞う火の粉がまるで生き物のように見え、刀に命が入るという意味がわかる気がしました。通常、この作業は神聖で公開させることはないそうですが、今回目の前で見ることができた感動。熱い暑いイベントでした。